サロンの予約キャンセルを減らすには?

今日は受講生さまやメール相談の中でも
特に多い悩みの1つでもある予約キャンセルについて
ちょっとした対策をお伝えいたします。

ホットペッパービューティーなどでも
前日のキャンセルってありますよね。

これはうちのサロンでもそうですし、
どのサロンでも改善したい悩みの1つです。

キャンセルは一旦閉めた予約枠がなくなるので、
サロン運営において痛手です。

簡単にできる対策として以下の4つがあります。

・前日に予約のリマインドを行う

・当日キャンセルは止むを得ない場合。

※コロナや病気などを除いてキャンセル料金を
 100%もらう

・無断のキャンセルは出禁にするなど、
 厳しめのキャンセル対策を設ける。

・回数券などを販売する場合は、
 キャンセルは消化扱いにする。

こういった内容が挙げられます。

ただ、キャンセル対策を厳しくすると、
お客さんが困るのでは?予約が減るのではと、
心配される運営者の方も多いです。

結論から言うと・・・
キャンセルに対するお店の規定を厳しくした方が、
弊社のサロンは予約が増えました。

なぜだと思いますか?

それはですね、いつも予約が埋まっているので、
安易なキャンセルの場合は非常に迷惑です!のように、

ちょっと強気に出ることで
「売れている人気サロンだ。」と思ってもらえますし、

また適当なキャンセルをするお客様は、
今後お断りという姿勢を見せることで、

キャンセルをしないキッチリとしている
お客様からすると、
このお店の姿勢は安心に繋がります。

ただ、こういった方法論はキャンセル対策を行う上では、
空回りするケースが多いです。

それはなぜか?

実は根本から”あること”を変える方が
一気にキャンセルが減るのです。

この理由は大きく分けて2つです。

まず、最も重要なことからお伝えすると、
『オーナーであるあなたが日頃から絶対にキャンセルをしない』
ということです。

満席サロンスクールは99%が
女性の受講生になるのですが、

弊社の男性が多い講座に比べると
『キャンセル率が2倍近くある』
というデータがあります。

これはこのスクールだけではなく、
女性向けのサロンと男性向けサロンでも
キャンセル率は2倍近くになります。

女性の心は、1~2日で気分が
ころっと変わる傾向も強くてですね、

こうなると「やっぱりやめた」と
キャンセルする確率が高くなるのです。

もちろん、色んなな事情もあるので
仕方ないことも多々あります。

キャンセルの行為が絶対ダメ!と
言いたいのではないのです。

普段から適当に自分自身が
キャンセルをするのが癖になると・・・

無意識のうちに『まぁお客さんのキャンセルも仕方ない』
となってしまい、

信念を持った姿勢が貫けなくなるのです。

自分はキャンセルをするけど、
お客さんのキャンセルは許さない!

こういう考えにはならないと思いますが
中にはそういう人だっているんですね。

まずは”あなた自身”がキャンセルを
極力しないことを心がけてみてください。

弊社の説明会や講座も
キャンセルしないことを
推奨しています。

厳しい言い方になりますがうちは困りません。
あなたがキャンセルを妥協するオーナーになってしまい、
経営で非常に困るのは目に見えるからです。

そして、この考え方の大前提として、
次に重要になるのが

『売れるサロンのコンセプト』を
しっかり手に入れることが大切です。

とってもシンプルな答えになるのですが、
お客さまが絶対に行きたい!と感じるほど
魅力的なサロンであれば、

ほとんどキャンセルはないですし、
仮に発生したとしても日程を変えてほしい
リスケジュールぐらいです。

なので・・・

・普段から自分がキャンセルをしない

・お客様がなんとしても行きたくなるサロン作りをする

この2点をまずは意識してみてくださいね!